褚 遂良(読み)ちょすいりょう

旺文社世界史事典 三訂版 「褚 遂良」の解説

褚 遂良
ちょすいりょう

596〜658
唐初期の書家
銭塘(浙江 (せつこう) 省杭州市)の人。王羲之 (おうぎし) の書風をつぎ,太宗李世民 (りせいみん) の書道顧問となった。また諫臣 (かんしん) として職務に忠実で信任を得,中書令宰相)にのぼった。高宗のとき,則天武后皇后にするのに反対して左遷され地方で没した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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