襲拠・襲寄(読み)おそいよる

精選版 日本国語大辞典 「襲拠・襲寄」の意味・読み・例文・類語

おそい‐よ・る おそひ‥【襲拠・襲寄】

〘自ラ五(四)〙
① 襲って根拠地にする。
書紀(720)継体二一年六月(前田本訓)「磐井、火(ひのくに)、豊(とよのくに)二つの国に掩拠(オソヒよ)りて、使修職(つかへまつ)らず」
② そっと近づいて襲う。
今昔(1120頃)一「提婆達多、吉く眠たる程に、舎利弗、此を圧ひ寄る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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