コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

西川扇蔵(4代) にしかわ せんぞう

2件 の用語解説(西川扇蔵(4代)の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

西川扇蔵(4代) にしかわ-せんぞう

1797-1845 江戸時代後期の舞踊家。
寛政9年生まれ。宗家西川流4代家元。藤間勘兵衛(3代)の高弟藤間勘助が,西川家の養子となって文政7年に襲名。振り付けの名人で,「勧進帳(かんじんちょう)」「靭猿(うつぼざる)」などをのこした。弘化(こうか)2年3月2日死去。49歳。下総(しもうさ)船橋(千葉県)出身。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

西川扇蔵(4代)

没年:弘化2.3.2(1845.4.8)
生年:寛政9(1797)
江戸後期の歌舞伎の振付師。前名藤間勘助。下総国船橋(船橋市)の出身。江戸へ出て初代藤間勘十郎に入門。文政1(1818)年から中村座の振付師を勤める。同6年西川家の養子となって4代目扇蔵を襲名。振付師の座付制度が緩んでいくなかで,文政9年には,中村・市村両座の振付師を兼ね,「両芝居を一人の振付,こいつァ豪儀だ」(「役者註真庫」)と評判された。歌舞伎十八番の「勧進帳」をはじめ,変化物で「藤娘」「供奴」「六歌仙」,常磐津の「うつぼ猿」など流行作を多く生んだ。町の「踊り子」と呼ばれる女性たちの師匠としても一大勢力を築き,日本舞踊西川流の繁栄の基盤を作りあげた。花柳流の流祖寿輔など多くの門弟を育てた。6代目まで歌舞伎の振付師を兼ねたが,以後,日本舞踊西川流の家元の名跡として,平成の10代目におよぶ。

(古井戸秀夫)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

西川扇蔵(4代)の関連キーワード藤間流藤間勘兵衛世家真大助中村菊寿中村京十郎(初代)藤間勘右衛門(初代)藤間勘十郎(2代)藤間勘兵衛(初代)藤間勘兵衛(2代)藤間勘兵衛(5代)

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone