精選版 日本国語大辞典 「見回・見廻」の意味・読み・例文・類語
み‐まわ・る ‥まはる【見回・見廻】
※殿暦‐長治元年(1104)九月二七日「辰剋許余参二御堂一、見廻後参二宮御堂一」
み‐まわ・す ‥まはす【見回・見廻】
〘他サ五(四)〙 あちらこちらを見る。方々を見る。まわりをぐるっと見る。
※宇津保(970‐999頃)楼上下「人々多く見まはし給へば、一人としてもおろかに思ひ、泣き給はぬなし」
み‐まわり ‥まはり【見回・見廻】
〘名〙 警戒・監督・見物などのために見回ること。また、その人。
※有馬私雨(1672)「入からにやがてしるしは有馬の湯みまはりまたではつか山哉」
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