見習・見倣・見馴・見慣(読み)みならう

精選版 日本国語大辞典 「見習・見倣・見馴・見慣」の意味・読み・例文・類語

み‐なら・う ‥ならふ【見習・見倣・見馴・見慣】

[1] 〘自ハ四〙 繰り返して見て、目に慣れている。いつも見てすっかりなじむ。
※竹取(9C末‐10C初)「心ばへなど、あてやかにうつくしかりつる事を見ならひて恋しからん事のたへがたく」
[2] 〘他ワ五(ハ四)〙 (見習・見倣) 見て学ぶ。見て覚える。見てまねる。
源氏(1001‐14頃)総角「いと心憂くつらき人の御様みならひ給ふなよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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