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角運動量の保存

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素粒子事典の解説

角運動量の保存

 複数の素粒子からなるシステム角運動量は、個々の素粒子の固有角運動量スピン)と素粒子間の軌道角運動量ベクトル和である。しかし、量子力学では、角運動量の値は、1/2(プランク定数を 2πで割ったものを単位として)の倍数しか許されないとか、2方向の成分が同時に確定できないとかの制限があり、その計算には量子力学的な算術を必要とする。角運動量保存則は、空間の回転対称性と結びついている。つまり空間は勝手にとった1点から見たどの方向も同じ性質を持つ(等方性)という一見当然な仮定からこの保存則は導かれる。従ってこの仮定が成り立つ限り厳密に守られる保存則であり,崩壊を含めて起こりうる素粒子の反応に制限を与えている。

出典|素粒子事典
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