言足(読み)いいたす

精選版 日本国語大辞典 「言足」の意味・読み・例文・類語

いい‐た・す いひ‥【言足】

〘他サ五(四)〙 言葉の足りないところを補って言う。言葉を添える。言い加える。
四河入海(17C前)二五「なぜにもとの句を云足すぞと云へば」

いい‐た・る いひ‥【言足】

〘自ラ四〙 満足するほどに言う。十分に表現する。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)九「虚無を本に説く心は無の理を云いたらぬほどに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android