計知(読み)はかりしる

精選版 日本国語大辞典 「計知」の意味・読み・例文・類語

はかり‐し・る【計知】

〘他ラ五(四)〙 見当をつける。推測する。推察する。理解する。
正法眼蔵(1231‐53)袈沙功徳「貴賤によらず、愚智によらず、はかりしりぬ宿善によれり」

はかり‐しれ・ない【計知】

連語〙 見当がつけられない。はかりがたい。推測できない。
美学入門(1951)〈中井正一〉二「これが人類におよぼす影響は計り知れない惨害となって」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android