精選版 日本国語大辞典 「託・喞」の意味・読み・例文・類語
かこ・つ【託・喞】
〘他タ五(四)〙
※大乗掌珍論承和嘉祥点(834‐849)「他を誣(カコチ)罔(かけ)て言はく」
② 心が満たされないのを何かのせいにして恨み嘆く。ぐちを言う。嘆いて訴える。
③ 弱い立場のものを守り、大切にする。
かこち【託・喞】
※浄瑠璃・平家女護島(1719)二「山田もらねど世にあきし、僧都が身こそかなしけれと手を取かはし泣給ふ。かこちは道理去ながら」
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