精選版 日本国語大辞典 「記念・紀念」の意味・読み・例文・類語
き‐ねん【記念・紀念】
〘名〙
※めぐりあひ(1888‐89)〈二葉亭四迷訳〉一「此紐は紀念の為めに取って置いた」
② 忘れずに心にとどめておくこと。また、その物事。記憶。
※伊沢蘭軒(1916‐17)〈森鴎外〉二〇「古い記念(キネン)を喚び覚してゐる」
③ 過去のできごとに思いをいたし行事を行なうこと。またその行事。
※ジョンノックスの人物及び其事業(1905)〈植村正久〉「ジョン ノックスは今年其の誕生第四百年を紀念せられつつあり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報