精選版 日本国語大辞典 「誓文払・誓文祓」の意味・読み・例文・類語
せいもん‐ばらい ‥ばらひ【誓文払・誓文祓】
〘名〙
① 近世以来、一〇月二〇日に、京都の商人や色町の人が四条寺町東入の冠者殿(かんじゃでん)に参詣し、平素客をだました罪を免れるよう祈る行事。また、そのころ、京坂の商店で、罪滅ぼしのためと称して安売りをする行事。近隣の市町村には月遅れで行なうものもある。誓文晴らし。《季・秋‐冬》
② 何もかも打ち明けること。さらけ出すこと。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報