コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

論告・求刑 ろんこくきゅうけい

世界大百科事典 第2版の解説

ろんこくきゅうけい【論告・求刑】

刑事訴訟における公判期日の手続は,冒頭手続・証拠調べを経て弁論へと進む。すなわち,証拠調べの結果に基づいて,まず検察側が,ついで弁護側が,事実上・法律上の意見を述べる段階となる(刑事訴訟法293条)。ここで検察官の行う意見陳述を,とくに論告と呼ぶ。その内容は,通常,被告人が有罪であることを説くものであり,それに伴って量刑についての意見(求刑)も述べられる。求刑を行うことは,とくに法が要求しているわけではないが,実務の慣行となっている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の論告・求刑の言及

【公判】より

…(3)証拠調べが終わると,弁論の段階を迎える(他の用語法と区別して,最終弁論とも呼ばれる)。まず,検察官が事実および法律の適用について意見を述べ,求刑も行う(論告・求刑)。ついで,被告人および弁護人の意見陳述がなされる。…

※「論告・求刑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

論告・求刑の関連キーワード三菱自動車をめぐる刑事裁判富山県冤罪・再審事件光市・母子殺害即決裁判の審理

今日のキーワード

偽計業務妨害罪

虚偽の風説を流布し,または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 (刑法 233) 。流布とは,犯人自身が公然と文書,口頭で伝達するほか,口伝えに噂として流す行為も含む。偽計とは人を欺罔,誘惑し,あるいは人...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android