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論文盗用検知システム ろんぶんとうようけんちしすてむ

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知恵蔵2015の解説

論文盗用検知システム

レポートや論文が、ウェブサイトなどにデジタルデータとして掲載されている論文をコピーアンドペースト(Copy and Paste)などの不正な利用によって作成されていないかどうかを、チェックするシステムソフトウエアのこと。なお、他人の作品や論文を自分のものとして発表する盗用行為は、剽窃(ひょうせつ)とも呼ばれる
ヤフーグーグルなどの検索サイトで、疑わしい文章を入力して、剽窃の有無をチェックするよりも、論文盗用検知システムを利用する方が、高速でかつ的確にチェックができる。近年の論文不正疑惑問題などで、論文盗用、剽窃の現状が明らかになると共に、それらを検知するシステムやソフトが注目されるようになった。
論文盗用検知システムには、無料、有料の様々なサービスがあり、それぞれ機能や精度が異なるが、有名なものに、世界135カ国の教育機関で、学生のレポートなどを対象に利用されている米国「iParadigms社」の「Turnitin(ターンイットイン)」や、同社の「iThenticate(アイセンティケイト)」がある。どちらもオンラインツールとして販売されており、ウェブ上で利用できるが、特にiThenticateは、世界最大の学術論文データベースを活用したサービスで、研究者や出版機関向けの製品として注目されている。2012年には、国内の大学に先駆け、早稲田大学が、13年11月には名古屋大学が、そして、14年3月には東京大学医学系研究科など、国内の研究機関が導入を始めた。iThenticateでは、約3880万本の学術論文、書籍、会議録や、約450億のウェブページを集積したデータベースから剽窃をチェックする。

(横田一輝  ICTディレクター / 2014年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

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