諸事・庶事(読み)しょじ

精選版 日本国語大辞典 「諸事・庶事」の意味・読み・例文・類語

しょ‐じ【諸事・庶事】

[1] 〘名〙 多くのいろいろな事柄
延喜式(927)一一「凡正月十七日大射、所司預設御座、辨備庶事
浮世草子日本永代蔵(1688)一「次第に家栄へけるは、諸事(ショジ)につきて、其身調義のよきゆへぞかし」 〔史記‐賈誼伝〕
[2] 〘副〙 何事によらず。何につけても。万事
浄瑠璃蘆屋道満大内鑑(1734)一「西は天竺東は唐、南は日本北はどこと分野といふ物をわかって、諸事(ショジ)考るがまづ天文の手習

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android