旺文社世界史事典 三訂版 「諸葛 亮」の解説
諸葛 亮
しょかつりょう
三国時代,蜀漢 (しよくかん) の丞相
字 (あざな) は孔明 (こうめい) 。山東の名族。後漢 (ごかん) 末期の戦乱に湖北に難をさけていたが,三顧 (さんこ) の礼で劉備 (りゆうび) に迎えられ,赤壁 (せきへき) の戦いに曹操を破り,四川 (しせん) をとって蜀漢を建て,魏 (ぎ) ・呉 (ご) と天下を3分した。劉備の死後,4回北伐して魏と戦い,魏の五丈原 (ごじようげん) の陣中で病没。彼の兄弟はそれぞれ魏・呉に仕えている。
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