謝 長廷(読み)シャ・チョウテイ(英語表記)Hsieh Chang-ting

現代外国人名録2016 「謝 長廷」の解説

謝 長廷
シャ・チョウテイ
Hsieh Chang-ting

職業・肩書
政治家 元台湾行政院院長(首相)

国籍
台湾

生年月日
1946年5月18日

出生地
台北

別名
別名=Hsieh,Frank Chang-ting

学歴
台湾大学法学部卒,京都大学大学院法学研究科博士課程修了

学位
法学博士(京都大学)

経歴
京都大学に留学。帰国後、台北で弁護士を開業。1979年美麗島事件の際、民主人士の弁護活動に奔走した。’81年、’85年台北市議会議員に当選。’86年9月民主進歩党(民進党)創設に参加。’87年6.12事件で逮捕され、’90年最高裁で懲役2年、減刑1年、執行猶予4年の判決を受ける。’89年12月台湾立法委員(国会議員)に当選。’96年総統選挙に民進党の副総統候補として出馬するが落選。’98年12月から高雄市長選に2選。河川浄化や新交通システムなどの整備に手腕を発揮した。2000年7月〜2002年7月民進党主席を兼任。2005年2月台湾行政院院長(首相)に就任。2006年1月統一地方選で民進党が大敗したことなどの引責内閣総辞職。同年12月の台北市長選に出馬したが落選。2008年3月総統選に民進党候補として出馬するが、国民党の馬英九元主席に大差で敗れる。流暢な日本語を話す知日派。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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