負持(読み)おいもつ

精選版 日本国語大辞典 「負持」の意味・読み・例文・類語

おい‐も・つ おひ‥【負持】

〘他タ四〙
荷物をにない持つ。背負う。
※東大寺諷誦文平安初期点(830頃)「重華は盲父を担(オヒモ)歴山を耕(たがへ)して」
② 名を持つ。名のる。
万葉(8C後)一八・四〇九四「大伴遠つ神祖(かむおや)の 其の名をば 大久米主と 於比母知(オヒモチ)て」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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