責徴・責促(読み)せめはたる

精選版 日本国語大辞典 「責徴・責促」の意味・読み・例文・類語

せめ‐はた・る【責徴・責促】

〘他ラ四〙 きびしく責めたてる。きびしく催促する。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「科(をほす)るに、千座置戸(ちくらをきと)を以てして、遂に促徴(セメハタル)
太平記(14C後)二五「武家是を施行して、国々へ大甞会米を宛課(おほ)せて、不日に責(セメ)はたる」
開化のはなし(1879)〈辻弘想〉二「裁判所にて物言はんと、責(セ)めはたられて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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