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賀茂川∥鴨川 かもがわ

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世界大百科事典 第2版の解説

かもがわ【賀茂川∥鴨川】

淀川水系の一つで,京都市内を流れる河川。源流は北区雲ヶ畑で,鞍馬川を合わせて京都盆地に入り,次いで高野川を合して市街地の中を南下し,さらに南西方向に転じて桂川に合流する。延長31km,流域面積209km2。高野川との合流点までを賀茂川,それより下流を鴨川と書く。京都盆地への流出口にあたる上賀茂の柊野(ひいらぎの)から南へ扇状地をつくり,河水の多くは伏流して京都市街の井戸の水源となっている。鴨河原はみそぎ祓(はらい)の神事や合戦場,処刑場として著名であるが,中世末から近世にかけては庶民の集まる広場となり,芝居・見世物小屋が並ぶ歓楽街四条河原五条河原に形成された。

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世界大百科事典内の賀茂川∥鴨川の言及

【納涼】より

…炎暑の候に暑さを避けること。〈涼み〉ともいう。古くは緑陰あるいは水辺に涼を求めた。平安貴族は寝殿造の泉殿や釣殿で,池の面を吹く夕風のなかで,釣りをしたり詩歌の会や音楽の会を催して暑さを忘れたと,《宇津保物語》や《源氏物語》に見える。また氷室(ひむろ)に貯蔵しておいた氷を,立夏の日に氷室開きをして,盛夏に用いることも一つの納涼であったろうが,これは限られた上流階級のことである。王朝時代の避暑地では宇治が有名であり,緑陰と川とに恵まれていたからであろう。…

【防鴨河使】より

…平安京の東を流れる鴨川(賀茂川)の水防のために置かれた官職。新堤の造築,堤防管理にあたった。824年(天長1)以前に設置されたらしいが,この年任期が3年と定められ,831年には4年となった。861年(貞観3)防葛野河使(ぼうかどのかわし)とともに廃され,業務は山城国司に移ったが,その後復活し,たびたび任官がみられる。使,判官,主典の三等官制で弁官や検非違使,衛門府の佐,尉,志クラスの兼任が多かった。…

※「賀茂川∥鴨川」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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