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賢い・畏い かしこい

大辞林 第三版の解説

かしこい【賢い・畏い】

( 形 ) [文] ク かしこ・し
頭の働きがよく知恵がすぐれている。賢明だ。 《賢》 「 - ・い子」 「犬は-・い動物だ」
要領がよい。抜け目がない。 《賢》 「 - ・い男だから、その辺はうまく処理するだろう」 「 - ・く立ち回る」
自然や神など威力・霊力を備えているものに対して脅威を感ずるさま。恐ろしい。畏怖の念に堪えない。 「海人娘子あまおとめ玉求むらし沖つ波-・き海に船出せり見ゆ/万葉集 1003
高貴な者に対する畏敬の気持ちを表す。おそれ多い。もったいない。 「勅なればいとも-・し鶯の宿はと問はば/拾遺 雑下
身分・血筋などがきわめてすぐれている。高貴だ。 「 - ・き筋と聞ゆれど/源氏 若菜上
立派だ。素晴らしい。 「 - ・き玉の枝をつくらせ給ひて/竹取」
都合がよい。具合がよい。 「 - ・くも(良イ婿ヲ)取りつるかな/落窪 2
(連用形を副詞的に用いて)はなはだしく。ひどく。 「これかれ-・く嘆く/土左」 〔「かしこまる」と同源で、恐るべき威力に対して身のすくむような思いがするさまを表す が原義。そこから恐れ敬う意が生じ、さらに畏敬すべき性質や能力が備わっているさまを表す意ともなった〕
[派生] -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )
[句項目]

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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