贋筆・偽筆・似筆(読み)にせひつ

精選版 日本国語大辞典 「贋筆・偽筆・似筆」の意味・読み・例文・類語

にせ‐ひつ【贋筆・偽筆・似筆】

〘名〙 ある人の筆跡をまねて書くこと。また、その文字文章他人の筆跡に似せて書いた書、または絵画。にせふで。ぎひつ。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)二幕「この文言の似(ニ)せ筆(ヒツ)して、〈略〉この佐五兵衛へと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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