赤城 さかえ(読み)アカギ サカエ

20世紀日本人名事典 「赤城 さかえ」の解説

赤城 さかえ
アカギ サカエ

昭和期の俳人



生年
明治41(1908)年6月3日

没年
昭和42(1967)年5月16日

出生地
広島市

本名
藤村 昌(フジムラ サカエ)

学歴〔年〕
東京帝大文学部教育学科中退

経歴
東京帝大在学中に共産党活動をし、3年で退学以後、一時的な転向はあったが共産党員として活躍。昭和16年以降、結核とガンの闘病生活に入る。18年「寒雷」誌友となって加藤楸邨に師事し、24年同人となる。また「道標」「沙羅」「短詩型文学」などにも関係し、29年句集「浅蜊の唄」を刊行。現代俳句協会幹事、新俳句人連盟幹事もつとめた。その他の著書に「赤城さかえ句集」「戦後俳句論争史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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