赤面・赭面(読み)あかっつら

  • あかづら

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前「同じ級の古参の者で赤っ面の穢い子が」
※雑俳・柳筥(1783‐86)二「所作の内まじいりまじいり赤っつら」
〘名〙 (「あかつら」とも)
① 赤い顔。赤銅色をした顔。多くは人をののしっていう。あからがお。あかっつら。
※日葡辞書(1603‐04)「Acazzura(アカヅラ)〈訳〉赤い顔」
② 歌舞伎の化粧法の一つ。強烈な性格表現のため顔を赤く塗ること。近世初期、江戸歌舞伎では立役、京坂歌舞伎では敵役を意味したが、中期以降は、敵役に統一された。あかっつら。あかぬり。
※俳諧・うたたね(1694)「赤面に楽屋の奉行あがき舞」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

ノーブレスオブリージュ

《「ノブレスオブリージュ」とも》身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会における基本的な道徳観。もとはフランスのことわざで「貴族たるもの、身分にふさわしい振る舞...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android