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走る・奔る・趨る はしる

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大辞林 第三版の解説

はしる【走る・奔る・趨る】

( 動五[四] )
人や動物が足をはやく動かして、すみやかに前へ進む。かける。 「廊下を-・ってはいけない」 「全速力で-・る」 「犬が-・ってくる」
乗り物が進む。走行する。 「高速道路を-・るバス」 「電車が-・る」
急いで行く。早く行く。 「現場へ-・る」 「使いに-・る」
(戦いに破れて)逃げる。敗走する。 「西国へ-・る」
(「奔る」とも書く)(主人や親もとから)逃亡する。逃げて姿をくらます。出奔する。 「若い女のもとへ-・る」 「敵国側へ-・る」
(「趨る」とも書く。「…に走る」の形で)ある方向に強くかたむく。 「悪事に-・る」 「とかく感情に-・りやすい」 「何事も極端に-・るきらいがある」
はやく移動する。 「夜空に稲妻が-・る」
ある感覚や感情が瞬間的にあらわれて消える。 「肩にするどい痛みが-・った」 「顔に不安の影が-・る」 「むしずが-・る」
よどみなくスムーズに動く。 「筆を-・らせる」 「ペンが-・りすぎて物議をかもす」 「今日のピッチャーは球たまがよく-・る」
道などがある場所を貫く。通る。 「町の中央を大通りが東西に-・る」 「国境を南北に-・る山脈」
液体がはげしく動く。
水などがはやい速度で流れる。 「石の上に-・りかかる水は/伊勢 87」 → たばしるいわばしる
水などが勢いよく飛びはねる。 「水の…人などの歩むに-・りあがりたる/枕草子 223
液体が勢いよくとび散る。ほとばしる。 「血-・りてとどまるべくもなし/宇治拾遺 2」 「細長を…うちふるひければ水は-・りて乾きたり/宇治拾遺 7
(「胸走る」の形で)不安や悲しみで胸の鼓動が激しく打つ。胸がどきどきする。 「胸つぶつぶと-・るに/蜻蛉
[可能] はしれる
[慣用] 悪事千里を-

出典|三省堂
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