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起こす・起す・興す おこす

大辞林 第三版の解説

おこす【起こす・起す・興す】

( 動五[四] )
起きるようにする。
倒れたりして横になっているものや、傾いているものを立てる。 「倒れた苗木を-・す」 「転んだ子供を-・してやる」 「ベッドの上に体を-・す」
眠っている人の目を覚まさせる。 「朝六時に-・して下さい」
地面などが平らになっている状態を破る。
地面の表面を掘り返す。 「畑を-・す」 「畝を-・す」
地面の表面にある物をはがす。 「石を-・すとアリの巣が見つかる」
(花札・カルタなどで)伏せられている札を表に返す。 「札を-・す」
物事・事態・動きなどを生じさせる。また、意図的でなく、結果として、ある事態を生じさせる。 「反乱を-・す」 「水の力で電気を-・す」 「腹痛を-・す」
ある感情や意などを心の中に生じさせる。 「やる気を-・す」 「すぐにかんしゃくを-・す」 「勉学意欲を-・させる教育」 「道心を-・す」
新たに物事を始める。組織などを作る。 《起・興》 「国を-・す」 「会社を-・す」 「事業を-・す」
活動を盛んにさせる。 《興》 「産業を-・す」 「没落した家を-・す」
音声を文字化する。 「録音テープを-・す」
版に彫る。 「此わけを板行に-・して/黄表紙・艶気樺焼」
心をふるい立たせる。 「大夫ますらおの心振り-・し/万葉集 3962」 〔「起きる」 「起こる」に対する他動詞〕
[可能] おこせる
[慣用] 願を- ・事を- ・寝た子を- ・筆を- ・身を-

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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