起運・存留(読み)きうん・そんりゅう(英語表記)Qi-yun Cun-liu; Ch`i-yün Ts`un-lin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

起運・存留
きうん・そんりゅう
Qi-yun Cun-liu; Ch`i-yün Ts`un-lin

中国,明・清時代の経済用語。地方州県で徴収される租税のうち,中央政府の諸経費にあてるために都に送られるものが起運 (起解ともいう) ,地方にそのままとどめて地方経費にあてるものが存留である。起運には定額があり,租税の大部分がこれにあてられて国家の基本的な財源となり,存留は地方官吏の俸禄,胥役 (しょえき) の工食銀 (日給) ,駅站 (えきたん) の運営などに使用された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

はやぶさ2

JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)による小惑星探査機、および探査計画の名称。平成17年(2005)に小惑星イトカワに到達しサンプル採取に成功したはやぶさの同型機により、地球近傍小惑星のアポロ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android