越える・超える(読み)こえる

大辞林 第三版の解説

こえる【越える・超える】

( 動下一 ) [文] ヤ下二 こ・ゆ
障害物や境界線の上を通り過ぎて、向こう側へ行く。越す。比喩的にも用いる。 《越》 「峠を-・えて町に出る」 「野を-・え、山を-・えて、列車は走る」 「遠く海を-・えた外国まで広まる」 「 - ・え難い壁」
ある日時が過ぎる。 《越》 「 - ・えて一九九〇年の一月」 「年-・ゆるまで音もせず/竹取」
ある基準・数値を上まわる。越す。 《超》 「四万人を-・える大観衆」 「能力の限界を-・えている」
自分の考え方や立場からさらに先へ進む。超越する。 《超》 「利害を-・えて業界につくす」 「怨讐を-・えて援助の手をさしのべる」
他よりすぐれる。まさる。 《超》 「芸能人ニ-・エタリ/ヘボン」
位が上になる。 「昨日今日の若人どもに多く-・えられて/落窪 4」 〔本来「越す」に対する自動詞〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android