足摺り(読み)アシズリ

デジタル大辞泉 「足摺り」の意味・読み・例文・類語

あし‐ずり【足×摺り】

身をもがき、じだんだを踏むこと。とりかえしのつかないことを悔やむときの動作
「されば翁は―をしてののしりわめく」〈芥川・奉教人の死〉
[補説]本来は、倒れた状態で足をすりあわせて泣き嘆くことをいった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android