跡絶・途絶・杜絶(読み)とだえる

精選版 日本国語大辞典 「跡絶・途絶・杜絶」の意味・読み・例文・類語

と‐だ・える【跡絶・途絶・杜絶】

〘自ア下一(ヤ下一)〙 とだ・ゆ 〘自ヤ下二〙 (「と」は「あと」の意)
往来が絶える。足跡が絶える。
源氏(1001‐14頃)宿木「ひさしくとだえ給はむことはいとものおそろしかるべくおぼえ給へば」
中途で絶える。とぎれる。中絶する。
※詞花(1151頃)秋・八七「いかなればとだえそめけん天の川あふせに渡すかささぎの橋〈加賀左衛門〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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