踏込・踏籠(読み)ふんごみ

精選版 日本国語大辞典 「踏込・踏籠」の意味・読み・例文・類語

ふん‐ごみ【踏込・踏籠】

〘名〙
※雑俳・柳多留‐一〇(1775)「ふんごみのままでけいせいしばられる」
② 「ふんごみはいだて(踏込脛楯)」の略。〔書言字考節用集(1717)〕
歌舞伎衣装一つ女形などが一番下につける股引(ももひき)のようなもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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