踏通(読み)ふみとおる

精選版 日本国語大辞典 「踏通」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐とお・る ‥とほる【踏通】

〘自ラ四〙 踏んで通り過ぎる。通って行く。
万葉(8C後)二〇・四四六五「山川を 磐根さくみて 布美等保利(フミトホリ)

ふみ‐かよ・う ‥かよふ【踏通】

〘自ハ四〙 踏んで通う。歩いて往来する。
※続類従本馬内侍集(11C前)「かしは木は雨も人めもしげしとて三笠の山にふみかよふとか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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