蹈鞴を踏む(読み)たたらをふむ

精選版 日本国語大辞典 「蹈鞴を踏む」の意味・読み・例文・類語

たたら【蹈鞴】 を 踏(ふ)

たたらを踏んで空気を送る。
※宇津保(970‐999頃)吹上上「男ども集り、たたらふみ、物のこ形鋳(かたい)などす」
② 勢いよく突いたり打ったりした的(まと)がはずれ、力があまって、から足を踏む。
※十五歳の周囲(1955)〈三浦哲郎〉「私はなんとなくたたらを踏んだが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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