軍医学校跡地の人骨

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

軍医学校跡地の人骨

1989年、現在の国立感染症研究所の建設工事中、地下約2メートルから頭蓋骨(ずがいこつ)や大腿骨(だいたいこつ)など大量の人骨が掘り出された。新宿区が専門家に鑑定を依頼した結果、「日本人とは異質とみられる骨」「ドリル、のこぎりによる加工の跡」があることがわかった。厚労省は軍医学校関係者ら368人に聞き取り調査アンケートを実施。2001年、人骨は軍医学校にあった標本や医学教育用に集められた死体の一部との見解を示し、明治期以降に戦場から集められた戦死者が含まれていた可能性があるとした。調査に対して、「七三一部隊から送られてきたもの」との回答も一部あったが、「七三一部隊との関連は明らかにできなかった」と結論づけた。

(2011-01-06 朝日新聞 夕刊 2社会)

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