軒・檐・簷・宇(読み)のき

精選版 日本国語大辞典 「軒・檐・簷・宇」の意味・読み・例文・類語

のき【軒・檐・簷・宇】

〘名〙
屋根のふきおろしの端で、壁や柱から外に張り出した部分。また、ひさし。
霊異記(810‐824)下「住室の翼階(やのノキ)に置きて〈真福寺本訓釈 翼陛 ヤノノキ〉」
今昔(1120頃か)二五辰巳の方なる御堂の西の(のき)に狐の出来て臥し丸(まろ)びて臥せりけるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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