てん‐ばい【転売】
〘名〙
① 買った物を、さらに他に売り渡すこと。またうり。
※
続日本紀‐天平元年(729)一一月癸巳「不
レ論
二本加
レ功人転買得家
一」
※
江戸繁昌記(1832‐36)二「初め之を十金に鬻
(う)る。〈略〉又之を七十金に転売す」
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デジタル大辞泉
「転売」の意味・読み・例文・類語
てん‐ばい【転売】
[名](スル)買い取った物を、さらに他に売り渡すこと。またうり。「土地を転売して差額をもうける」
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世界大百科事典(旧版)内の転売の言及
【信用取引】より
…具体的には,顧客が株式の売買を行う際に,証券会社が売付株券または買付代金を貸与し,これによって現株または資金の全額をもたない者にも売買を可能にした取引である。信用取引の決済は,反対売買(信用買いの場合は転売,信用売りの場合は買戻しという)を行い差金の授受で済ますのが通例で,その意味では,第2次大戦前行われていた[清算取引]とも似ているが,証券会社間の売買はあくまで[普通取引](4日目受渡し)の形をとっている点において,清算取引と異なっている。すなわち証券会社は売買成立の日から4日目の決済日に買付代金の貸付け(買付株券は担保にとる),または売付株券の貸付け(売付代金を担保にとる)を行って,それぞれ決済するものである。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」