転柿・枯露柿(読み)ころがき

精選版 日本国語大辞典 「転柿・枯露柿」の意味・読み・例文・類語

ころ‐がき【転柿・枯露柿】

〘名〙 干柿(ほしがき)の小さく丸いもの。小さい渋柿の皮をむき、縄に下げて天日で干した後、むしろの上でころがして乾燥させたもの。紫黒色表面に白い粉をふき、甘味がある。まめがき。《季・秋》
※俳諧・雑巾(1681)春「山あってころ柿白く柑子黄也〈如泉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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