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軽太子・軽大郎女 かるのみこかるのおおいらつめ

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世界大百科事典 第2版の解説

かるのみこかるのおおいらつめ【軽太子・軽大郎女】

記紀の允恭(いんぎよう)天皇条に兄妹で相姦したと伝えられる皇子・皇女。《古事記》によれば,允恭天皇の死後即位予定者である軽太子が同母妹軽大郎女と通じたため,天下の人心は軽太子を離れて弟の穴穂(あなほ)皇子になびいた。両皇子とも兵をおこし一戦におよぶが,軽太子は捕らえられて伊予の湯(道後温泉)に流される。そのさい,この兄妹は〈天飛ぶ鳥も使ぞ鶴(たづ)が音(ね)の聞えむ時は我が名問はさね〉〈夏草のあひねの浜の蠣(かき)貝に足踏ますなあかして通れ〉と歌い交わした。

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