精選版 日本国語大辞典 「輩・儕・儔」の意味・読み・例文・類語
とも‐がら【輩・儕・儔】
〘名〙
① 同じような人々。ある一定の種類に属する人々を、その集団として表現する語。なかま。同類。
※源氏(1001‐14頃)明石「深き御うつくしみ、大八洲にあまねく、沈めるともがらをこそ、多くうかべ給ひしか」
② (「ともがらを結ぶ」の形で) よしみ。友好。仲間となること。同盟を結ぶことについていう。
[語誌]平安時代の和文資料にはほとんど用いられず、訓点資料に多用される漢文訓読語である。
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