轍叉・鉄叉(読み)てっさ

精選版 日本国語大辞典 「轍叉・鉄叉」の意味・読み・例文・類語

てっ‐さ【轍叉・鉄叉】

〘名〙
① (frog crossing の訳語) レールの交差部分。また、車輪が安全に通過できるようにその部分に設けられる装置。〔工学字彙(1886)〕
② (鉄叉) 鉄製のさすまた。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「火中の壺にいれ、火をいれる後より、毎一時に、一片を鉄叉にて取り出して、其色を査験す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android