精選版 日本国語大辞典 「辞・否」の意味・読み・例文・類語
いな‐・む【辞・否】
[1] 〘他マ上二〙 (「いなぶ」の変化した語) 承知しないということを表わす。断る。いやがる。辞退する。
※島原本竹取(9C末‐10C初)「親の宣ふことを、ひたぶるにいなみ申さんことのいとほしさに」
[2] 〘他マ四〙 (一)に同じ。
いな‐・ぶ【辞・否】
[2] 〘他バ四〙 (一)に同じ。
※書紀(720)允恭元年一二月(寛文版訓)「何ぞ遂に謝(イナハ)むや」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報