辻 吉之助(読み)ツジ キチノスケ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「辻 吉之助」の解説

辻 吉之助
ツジ キチノスケ


職業
バイオリニスト

肩書
関西弦楽指導者協会顧問

生年月日
明治31年 2月11日

出生地
京都

学歴
小学〔明治45年〕卒

経歴
大正末に来日したバイオリン権威、レオポルド・アウアー教授の高弟、ポリス・ラスにバイオリン奏法を学んだ。大阪弦楽合奏団を組織し、洋楽開花期の大阪で活躍。大正8年頃には宝塚少女歌劇団の花組管弦部に在籍したことも。娘の久子には6歳時から激しいスパルタ教育を始め、13歳で第7回毎日音楽コンクール(日本音楽コンクール)で第1位を獲得させたことは有名。

受賞
紺綬褒章〔昭和32年〕

没年月日
昭和60年 8月18日 (1985年)

家族
長女=辻 久子(バイオリニスト)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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