近藤 玲子(読み)コンドウ レイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「近藤 玲子」の解説

近藤 玲子
コンドウ レイコ


職業
バレリーナ

肩書
近藤玲子バレエ団主宰

本名
緒方 玲子(オガタ レイコ)

生年月日
大正12年 4月28日

出生地
東京都

学歴
文化学院〔昭和15年〕卒

経歴
昭和11年エリアナ・パブロワに師事。13年パブロワ・バレエ団公演の「ピチカット・ポルカ」でデビュー。戦後、26年近藤玲子バレエ団を結成。27年中国を題材とした「牡丹灯記」、28年ミュージカル仕立ての「思い出を売る男」と話題作を自作自演した。37年にオープンした読売ランドでは、正力松太郎の依頼により、水の浮力を利用して陸上では不可能な動きを可能にする“水中バレエ劇場”のアイデアを開花させ、39年水中バレエ「ようこそ竜宮城へ」を初演。以来、平成8年まで世界唯一の水中レビューである近藤玲子水中バレエ団を主宰。日本ジャズダンス芸術協会会長も務めた。

所属団体
日本ジャズダンス芸術協会

受賞
芸術祭賞奨励賞〔昭和42年〕

没年月日
平成21年 8月19日 (2009年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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