這込(読み)はいこむ

精選版 日本国語大辞典 「這込」の意味・読み・例文・類語

はい‐こ・む はひ‥【這込】

〘自マ五(四)〙
① はって中にはいりこむ。はいいる。
※俳諧・住吉物語(1695か)「汁の実を又呼かへす朝の月〈之道〉 薄の中へ蟾のはひ込〈畦止〉」
② 夜ばいに行く。
※雑俳・柳多留‐一四(1779)「はい込むとどろぼうといふむごいやつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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