逸見 斧吉(読み)ヘンミ オノキチ

20世紀日本人名事典 「逸見 斧吉」の解説

逸見 斧吉
ヘンミ オノキチ

明治〜昭和期の実業家



生年
明治10(1877)年12月18日

没年
昭和15(1940)年7月27日

出生地
広島県

学歴〔年〕
慶応義塾大学卒

経歴
明治36年受洗、翌37年家業の逸見山陽堂を継いだ。このころから平民社に出入りし、のち新紀元に参加。田中正造傾倒木下尚江親交を結び、42年岡田虎二郎を知ってからは生涯静坐を続けた。実業界においても重きをなし、昭和14年には全国缶詰業組合連合会会長となった。遺稿集に「斧丸遺薫」(私家版)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android