道化・道外(読み)どうけ

精選版 日本国語大辞典 「道化・道外」の意味・読み・例文・類語

どう‐け ダウ‥【道化・道外】

〘名〙
① 人を笑わせるようなおどけた言語動作。また、それをする人。滑稽。おどけ。
歌舞伎和国風流兄弟鑑(1694)三「様様道化(だうけ)いふ所へ浮舟来り」
※評判記・役者評判蚰蜒(1674)秋田彦三郎「とかくまるぐちのとうけよりも広袖のみせを引て半どうになり立役半ぶんの芸をさせたき事やと」
③ 道の感化。道によって人を教化すること。〔列子‐説符〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android