達衆・達士(読み)たてしゅ

精選版 日本国語大辞典 「達衆・達士」の意味・読み・例文・類語

たて‐しゅ【達衆・達士】

〘名〙 侠客。おとこだて。たてし。
咄本・新製欣々雅話(1799)三「北へんの達衆(タテシュ)の年よったの、何がな老楽なぐさみにと〈略〉ちとやりかけては見れど」

たて‐し【達衆・達士】

〘名〙 「たてしゅ(達衆)」の変化した語。
※雑俳・後の栞(1816)「見るを見まね、達士(タテシ)隣にある居候

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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