還元炎・還元焔(読み)かんげんえん

精選版 日本国語大辞典 「還元炎・還元焔」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐えん クヮンゲン‥【還元炎・還元焔】

〘名〙 ほのおの青色内炎と淡赤色の外炎酸化炎)との中間の層で、色のとくに明るい部分。炭素粒子、中間化合物などが含まれ、還元性をもつのでこのようにいう。酸化炎にくらべ温度が低く、輻射能(ふくしゃのう)が大きい。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android