精選版 日本国語大辞典 「邪見・邪慳・邪険」の意味・読み・例文・類語
じゃ‐けん【邪見・邪慳・邪険】
〘名〙
※観智院本三宝絵(984)上「邪見の滋き林に入て菩薩の正しき道を迷ひなむ」
② (形動) よこしまであること。不正な心。また、そのさま。
※霊異記(810‐824)上「天年(ひととなり)邪見にして三宝を信(う)け不(ず)」
※日蓮遺文‐顕謗法鈔(1262)「世間の法には慈悲なき者を邪見の者という」
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