郭 台銘(読み)カク・タイメイ(英語表記)Gou Tai-ming

現代外国人名録2016 「郭 台銘」の解説

郭 台銘
カク・タイメイ
Gou Tai-ming

職業・肩書
実業家 鴻海精密工業会長・CEO

国籍
台湾

生年月日
1950年10月8日

出生地
板橋

学歴
中国海事専科学校

経歴
父は中国山西省、母は山東省出身。中国海事専科学校で学び、1971年貿易会社に勤務。’74年友人らと資本金30万台湾ドルの鴻海(ホンハイ)塑膠企業を設立。’82年コネクター事業を起こし、社名を鴻海精密工業に変更。’85年米国に子会社を設立。富士康(フォックスコン)の名称を使い始める。’88年中国・深圳に初めて工場を建設。’92年深圳の龍華に新工場を建設、のちに40万人規模まで拡大した巨大工場となる。2012年日本のシャープとの資本・業務提携を発表。世界最大手のEMS(電子機器の受託製造サービス)企業となる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android