郭 沫若(読み)かくまつじゃく(英語表記)Guō Mò-ruò

旺文社世界史事典 三訂版 「郭 沫若」の解説

郭 沫若
かくまつじゃく
Guō Mò-ruò

1892〜1978
中国の文学者・歴史家・政治家
四川省出身。日本に留学し,六高(現在の岡山大学)・九州大学医学部卒業。帰国後,新文学運動に参加し,国共分裂後,蔣介石の逮捕令で日本に亡命し,甲骨文・金石文を中心とした中国古代史の研究に従事日中戦争が始まると,帰国して抗日民族統一戦線に参加した。1949年中華人民共和国の成立後,国務院副総理・文化教育委員会主席・科学院院長を兼任。1963年には中日友好協会名誉会長となる。詩集女神』,小説『わが幼年』,戯曲屈原』,学術研究書『卜辞通纂』が有名。1966年“自己批判”を行い,文化大革命の支持を表明した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

367日誕生日大事典 「郭 沫若」の解説

郭 沫若 (かく まつじゃく)

生年月日:1892年11月16日
中国の文学者,政治家
1978年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android